2017年2月9日木曜日

AQUOS SERIE mini SHV38 vs SHV33 徹底比較

今月発売となったauのスマートフォンAQUOS SERIE mini SHV38と前機種SHV33を徹底比較します。

AQUOSシリーズはSHV33以降も幾つか出ていますが、"mini"としてはSHV33以来の発売となります。

発売日とカラーバリエーション

  SHV38 SHV33
発売日 2017年2月3日 2016年1月23日
カラー ネイビー(紺)
ホワイト
シャンパンピンク
サファイア(青)
ホワイト
スカーレット(赤)
ブラック

約1年ぶりの発売となります。

カラーバリエーションは1色減り、3色での展開です。青系とブラック系が纏められ、紺系のネイビーとなりました。赤はピンクとなりました。

原色系で揃えられたSHV33とは少し違う印象で、好みが分かれるところだと思います。特に黒、青系が欲しかった人は迷うかもしれませんね。ただ、奇抜というわけではなく、無難なカラーではあると思います。

本体サイズと重さ

 SHV38SHV33
幅67mm66mm
高さ135mm 126mm
厚さ8.6mm 8.9mm
重さ134g 120g

幅は僅かにSHV38が長くなりましたが、SHV38の方が丸みを帯びたデザインですので、持った感じは変わらないでしょう。どちらも片手での操作が可能なくらい細いです。

高さは約1cm長くなりました。SHV33はエッジスト(EDGEST)デザインでしたがSHV38では非採用となりました。

これにより、部品の干渉が少なることで薄くなるというメリットと、フロントカメラの位置が上に来ることで縦方向での自撮りがしやすいというメリットがある一方、前述の通り、高さが長くなってしまうというデメリットがあります。

重さは約14g、SHV38の方が重くなっています。薄型化に伴う強度アップのためではないかと思われます。

液晶画面

 SHV38SHV33
大きさ4.7インチ4.7インチ
液晶パネルIGZO(S-PureLED)IGZO(S-PureLED)
解像度Full HD(1,080×1,920)Full HD(1,080×1,920)
リフレッシュレート1~60Hz1~120Hz

液晶画面の大きさ、解像度は両機種とも同じで、4.7インチの大きさにしては十分な解像度です。
リフレッシュレートは1秒間に表示内容を何回更新できるかを示した値で、一般的な液晶画面は60Hzです。

IGZOの特徴として、画面を静止させている状態では最小1Hzまで自動的に更新回数を落とし、バッテリーを節約することができます。

一方、SHV33ではスクロール表示等を滑らかにするために最大120Hzまで更新回数を増やす倍速液晶という機能がありましたが、SHV38には搭載されていない模様です。

倍速液晶をオンにするとバッテリー消費量も増えるため、非搭載についてそこまで気にする必要はないと思います。また、SHV33でもフレーム補完の機能はありませんでしたので、動画の再生能力には違いはありません。

バッテリー

 SHV38SHV33
容量2,400mAh2,810mAh
連続通話時間約900分約1,350分
連続待受時間約580時間約490時間
電池持ち時間約75時間-

バッテリー容量はSHV38の方が少なくなっています。最近はバッテリーの膨張による故障も多いようですので、容量を抑えているのかもしれません。

連続通話時間は短く、連続待受時間は長くなりました。この辺りは理由は定かでありませんが、待受時間についてはCPUとOSの特性が影響している可能性があり、SHV33はAndroid5.1の時の計測値であるため、OS更新されたSHV33では上記よりも伸びている可能性があります。

電池持ち時間はauが一定条件で使用した際に計測した持ち時間で、比較の際はこの数値が一番目安にしやすいと思います。この数値の表示は2016年夏以降に始めたため、SHV33では表示がありません。なお、ドコモのSHV33と同スペックの機種SH-02Hでは98.8時間となっています。条件は多少異なりますが、SHV38の75時間というのは他の機種と比較しても短めで、やや不安のある時間です。(因みに、SHV34は95時間、SHV37は120時間です。)

CPUとメモリ

 SHV38SHV33
SoCモデルMSM8952MSM8992
シリーズSnapdragon 617Snapdragon 808
周波数・コア数1.5GHz×4コア+1.2GHz×4コア1.8GHz×2コア+1.4GHz×4コア
製造プロセス28nm LP20nm
CPUCortex-A53Cortex-A57 + Cortex-A53
GPUAdreno 405Adreno 418
半浮動小数59.4GFLOPS172.8GFLOPS
メモリ速度LPDDR3-1866LPDDR3-1866
メモリ容量(RAM)3GB3GB
メモリ容量(ROM)16GB16GB

SHV33のSnapdragon808はハイエンドモデル向け、SHV38のSnapdragon617はミドル~ハイエンドモデル向けと位置付けられており、CPUとGPUもSHV33の方がやや上位のモデルとなっています。

周波数はSHV38は若干SHV33を下回りますが、コア数はSHV33が計6コアに対し、SHV38は計8コアと上回っています。従って、ほぼ同じと思って良いかと思います。1年経ったのに同じとは、ちょっとがっかりかも知れませんが。

製造プロセスは一般的には小さいほど、高性能化、省エネ化となります。
なお、CPUが実際に発揮する性能はきめ細かく制御されており、常に最大周波数、コア数が使われているわけではありません。バッテリー消費と熱の発生を抑制するためです。ですので、一概にスペックのみで実際の快適さを比較するのは難しいのですが、この2機種の場合、体感的にはほぼ同じと考えて良いと思います。

GPUはグラフィック性能で、主にゲームアプリで威力を発揮します。実際に使用する際にどの程度の性能が出るかは不明ですが、スペック通りだとすれば半浮動小数の値が示す通り、SHV33の方が断然高性能と言えます。

メモリは同じですね。RAMは3GBあれば十分です。
ROMというのはアプリやデータを保存する領域です。(正確にはROMではないのですが、au等の呼び方に習い表記しています。)

写真や動画はSDカードに保存すれば良いので、この容量を気にする必要は無いでしょう。問題はアプリですね。SDカードにアプリを保存できるかどうかはアプリと機種によります。SHV33ではアプリをSDカードに保存できないため、SHV38も恐らく同じ仕様ではないかと思います。

そうだと仮定した場合、16GBという容量は一般的なアプリだけで使用する分には十分ですが、ゲーム等、大容量のダウンロードデータを使用するアプリの場合は、すぐに使い切ってしまう容量です。ゲームを複数インストールしたい方は注意が必要です。

カメラ

 SHV38SHV33
メイン(背面)約2,100万画素約1,310万画素
サブ(前面)約800万画素約500万画素
動画最大解像度1,920×1,080(フルHD)3,840×2,160(4K)
手振れ補正(静止画)○(光学式)○(光学式)
手振れ補正(動画)○(光学式)○(光学式)
撮影ライト(背面)○○
撮影ライト(前面)○×
インカメラ画角約100度(18mm相当)約83度(24mm相当)

静止画の解像度はメイン、サブともSHV38の方が向上しています。

一方、動画はSHV33では4K画質に対応していますが、SHV38では
フルHDとなっており、解像度が下がりました。これはSHV38のSoCがSnapdragon 617であり、4K動画のリアルタイムエンコードに対応していないためと思われます。

また、SHV33ではスーパースロー撮影に対応していましたが、非搭載となりました。これも処理性能の問題と考えられます。

手振れ補正は静止画、動画共に対応しています。(記事作成時点で、auの公式サイト上は動画が手振れ補正非対応となっていますが、これは誤りで、カタログ上の表記(対応)が正しいと思われます。)

撮影ライトはインカメラ(前面)用が追加されています。また、インカメラの画角が向上しこれまでより広い範囲が写るようになりましたので、自撮り棒を使わなくても、3人程度であれば手を伸ばすだけで簡単に自撮りすることができるようになっています。

テレビ

 SHV38SHV33
フルセグ××
ワンセグ○○
内蔵アンテナ○○
録画○○
連続視聴時間約7時間50分約9時間50分

フルセグには対応せず、ワンセグのみに対応するのは両機種同様です。

見逃しがちなポイントはアンテナが内蔵されているということ。最近の機種はアンテナが内蔵されておらず、アンテナ代わりのイヤホンを接続しないと視聴できない機種が多くなっていますが、SHV38、SHV33ではアンテナが内蔵されていますので、電波の良いところであればイヤホンを接続しなくても視聴できます。

普段は見なくても、災害時や、ワールドカップ等、急に見たくなった時にイヤホンを持っているとは限りませんので、アンテナが内蔵されているのは何気に便利です。

視聴時間はバッテリーの項目と同様、SHV38の方が短くなっています。

まとめ

全体的にはSHV33の方がハイスペックとの印象があります。
しかし、静止画のカメラ解像度や、インカメラの画角向上等、よく使う機能についてはSHV38のスペックの方が向上しています。
不安要素はバッテリーの持続時間で、今後購入者の情報を集めてみないと何とも言えないところです。

また、触れておかなければならないのは価格で、本体価格はSHV33が70,200円、SHV38が48,600円と、2万円以上値下がっています。ただ、実際にはキャリアの毎月割が適用され、実質負担額は下がりますから、値下げの恩恵を受けるのはau(KDDI)なのかも知れませんが…。

auではコンパクトな機種が限られていますから、SHV38は選択肢の一つに入ってくると思います。
通勤で立ちっぱなしの場合など、片手操作が必要な場面は結構多いですしね。

テスト投稿

初めまして。

これまで、とあるホームページを細々と更新してきましたが、時代遅れなデザインとHTML・CGIの刷新に挫折し、ブログに乗り換えることにしました。

毎月更新を目標(少なっ!)に、世の中の気になる製品同士の比較記事を中心に書き込んでいきたいと思います。